納豆もち(あみがさ)はいつ食べる?

京北伝統食「納豆もちあみがさ」は、お正月に祝いもちとして食べられていますが、納豆もちをお買い上げのお客様に、他にはいつ食べているのか聞いてみました。

*70代のおばちゃん*

あみがさもちはいつ食べはるんですか?
「私のおやつ。おなかすいた時に食べますねん。」

砂糖はつけますか?
「私はつけへん。このまま焼いて食べますねん。」

*70代のおじさん*

「これな、朝ごはんに食べるんやわ~。腹持ちもええし栄養満点やしな~。」

*60代の奥様*

「子ども(20~30代)が帰ってきて今日戻るし、お土産に持たせてやるねん。年末はいつも送ってやってんねん。」

*60代の旦那様*

「俺が食べるんちゃうねん。娘の旦那が好きでな~。アメリカ人なんやけど、納豆もちめっちゃ好きで喜ぶんやわ。」
ということでお買い上げ。外人の方に好まれているとは新発見!納豆ゴロゴロ入ってるのに(笑)そして砂糖をつけて食べるとかツウですね~!

*50代の奥様*

「一人暮らししてる息子に送ってやんねん。納豆もちめっちゃ好きで、送ってくれて頼まれるねん。」
さすが、京北で育ったお子様ですね!ちゃんと伝統食を引き継いでる!
離れた地にいても京北の味を求めてる。とってもうれしいことです。

*30代のお姉様*

「朝ごはん食べへん子(小学生)が、これやったら食べてくれるねん。」
ご近所のお子様。よくできた子です(笑)

*40代の奥様*

「基本ごはん変わりとして食べてる。おなかすいておやつ変わりに食べる時は、砂糖をつけて食べるよ。」
なるほど。砂糖あるなしで食べわけているんですね。

確かにそうかも・・・

塩であえたものはごはん変わりになります。でも砂糖をつけると、納豆×砂糖の絶妙な組み合わせで納豆もちがスイーツに変身!

↑製造中の写真です。砂糖入りには白砂糖を入れています。

京北の中でも、特に山国地域は、納豆もちに砂糖をつける習慣があるんです。

そして黒砂糖をつける方が多いんですよ。

今はもう山国の方がお嫁に行ったりで拡散し、そうとは限らなくなってきたようですけどね。

このあたりでは当たり前のことが、実はとても珍しいことのようで、イベント等で砂糖入りと言うと、たいていびっくりされます。

あるイベントの時には、バイクのお兄ちゃんたちが、

「納豆に砂糖なんてありえへん!うまいの?え?ちょっと罰ゲームで誰か食べよう!」

となり、1人のお兄ちゃんがおそるおそる食べると・・・

「え???うまいやん!」

となり、他のお兄ちゃんたちも買っていただいたということもありました。

「あみがさください!」

と言われると、ついつい話がはずんでしまうこのごろ。

いろんな方にとっての納豆もち(あみがさもち)を今後も探っていきます!

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